様々な検査項目がありますが、井戸水や地下水を飲用として利用する場合、神奈川県等の自治体では飲料水水質基準全51項目を行うのが望ましいと指導されております。
しかし、全51項目の検査にはある程度のコストがかかる為、飲用井戸の検査として基本的な項目をピックアップした26項目をおすすめしております。
10項目程度の検査(受水槽清掃後などに行う元々キレイな上水が来ている前提での最低限の項目の組合わせ)では汚れの指標として検査結果を見ることができますが、人体に影響がある汚染物質などが含まれているか否かは判りません。
保健所でも10~13項目くらいの項目で検査している場合がありますが、井戸水の場合はその検査項目だけでは本当に安心して飲める水か確認できないのです。
【 参考 】飲用井戸等衛生対策要領
各自治体の保健所などでも年に1回の定期的な水質検査を行うよう指導されております。井戸の水質は変わることがありますので、過去に水質検査を行った井戸でも定期的な水質検査をおすすめいたします。